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リゾートバイト体験談 No.82(沖縄県・宮古島)

STAFF DATA
リゾートバイト体験談 No.82(沖縄県・宮古島)

スタッフデータ

勤務地

沖縄県/宮古島

期間

6ヶ月

年齢

20代

職種

ナイトフロント

リゾートバイトをはじめたきっかけ

前職は警察官をしていたんですけど、実はその前にワーキングホリデーでオーストラリアに行ってた経験があって、次はカナダに行きたいなと思ってたんです。ただ、カナダのビザが取れるまで少し時間がかかるのと、やっぱり海外に行くにはそれなりに資金も必要なので、その間にお金を貯めようと思ってリゾートバイトをはじめました。

最初の勤務地は軽井沢だったんですけど、そこでまさかの出会いがありまして…。同じくリゾートバイトで来ていた方と仲良くなって、最終的にお付き合いすることになったんです。正直、カナダに行くつもりで動いてたので、かなり迷ったんですけど、最終的には彼女との時間を大事にしたいと思って、カナダ行きはやめることにしました。

今は彼女と別々の場所で働いているんですけど、お互いリゾートバイトをしながら連絡を取り合って頑張っています。まさかリゾートバイトがきっかけで人生の方向がこんなに変わるとは思っていませんでしたが、こういう出会いや経験があるのも、リゾートバイトの魅力だなって感じています。

勤務先や職種を選んだ理由

勤務先を選んだ理由なんですけど、実は2年前にも宮古島でツアーガイドとして働いていたことがあって、そのときから宮古島の雰囲気とか、自然の感じがすごく好きだったんです。だから、またいつか戻ってきたいなっていう気持ちがずっとあって。

それに、今の勤務先には当時の知り合いが働いていて、職場の雰囲気とか待遇の話も聞いていたんですよね。実際に寮の様子も見せてもらったことがあって、「ここ、かなり快適に過ごせそうだな」って思いました。寮がきれいだし、特にお風呂が大きいっていうのが自分的にはかなりポイント高くて。仕事が終わったあとにゆっくりお風呂に入れるのって、けっこう大事なんですよね。

あと、ナイトフロントの仕事って、しっかり稼げるっていう話も聞いてたので、それなら今の自分の目的にも合ってると思って、最終的に今の勤務先を選びました。結果的に、環境もいいし、収入面でも満足できているので、ここに決めてよかったなと思ってます。

具体的な業務内容

具体的な業務内容としては、まず翌日の予約状況を確認して、お客様の名前とか人数、どんな方がいらっしゃるのかっていう客層の把握をしていました。それに加えて、PCでの入力作業だったり、チェックイン後の事務処理なんかもやっていました。

夜間のお客様対応がメインではあるんですけど、22時以降くらいにホテルに戻ってくるお客様もいらっしゃって、そういうときは電動カートを運転して、客室までお送りする送迎業務もしていました。頻繁にあるわけではないんですけど、深夜に動くこともあるので、意外と気は抜けなかったです。

でも、2〜3名体制で勤務していたので、自分の時間もしっかり取れました。忙しくない時間帯は、フロントのカウンターで読書をしたり、自分のペースで落ち着いて過ごせる時間もあって、バランスの良い働き方ができていたと思います。

リゾートバイトで大変だったこと

大変だったことも、もちろんありました。特に最初の頃は人間関係にちょっと苦労しましたね。なかには、けっこうあたりが強い社員さんもいて、正直やりにくいなって感じる場面もありました。

それから、場所がかなり不便なところにあったので、移動手段の確保も課題でした。最初のうちは不便さに悩まされたんですけど、マンスリーで月3万円のレンタカーを借りて対応しました。友達ができてからは、その子と折半して一緒に使っていたので、だいぶ助かりました。

あと、ナイトフロントのシフトって、基本22時から朝の7時なんですけど、日によってはそのあと9時とか10時まで残業になることもあって…。終わってから帰る道中に朝日を浴びちゃうと、完全に目が覚めちゃうんですよね。それで寝つけなくて、睡眠リズムが崩れるのが一番きつかったです。寮のカーテンも光を完全には遮れなくて、結構まぶしいんですよ。

最終的には、オーストラリア時代に一緒にいた友達と再会して、一緒に朝からモリを持って魚突きに行くっていう、ちょっと変わった生活をしてました(笑)全力で海に潜って体力を使い切ると、逆に昼間ぐっすり眠れるようになって、なんとか生活リズムも整っていきました。

リゾートバイトをして良かったこと

リゾートバイトをしてよかったなと思うこともたくさんあります。特にナイトフロントだったので、朝から夕方までは完全に自由な時間が取れたんですよね。普通の仕事だと平日の昼間に自由ってなかなかないので、そういう意味でも特別な生活ができたなと思います。

赴任したばかりの頃に、たまたま同い年の男の子がいて、すぐに仲良くなりました。そこからさらに数人と打ち解けて、最終的には四人グループで行動することが多くなって。海に行くのも、バーベキューするのも、みんなで一緒。四六時中一緒にいても不思議と気を使わなくて、そういう仲間に出会えたのが何より大きかったです。

リゾートバイトって、恋愛的にも出会いはすごく多い環境なんですけど、正直なところ、遊びの人も多いなって印象はあります。もちろん真剣な出会いもゼロじゃないと思いますけど、最初からあまり期待しすぎずに、自分のペースで人と接するのがちょうどいいんじゃないかなと思いました。

寮生活の感想

寮生活についても、かなり恵まれていたなと感じています。今はどうなってるかわからないんですけど、自分がいたときの部屋はダブルベッドがふたつあって、テレビもめちゃくちゃ大きくて。Netflixも見られたので、オフの時間も快適に過ごせました。

それに、客室を寮として使っていたので、とにかく広かったんですよね。普通のリゾートバイトだと、わりと狭い寮だったり、相部屋だったりって話も聞くので、それに比べたらかなり贅沢だったと思います。

部屋ではPS4でウイイレをやったり、リラックスしながら自分の時間を楽しんでました。それと、ホテル内に無料のジムがあって、そこもよく使ってました。ベンチプレスも100kg以上あるようなしっかりした設備で、本格的にトレーニングできる環境でしたし、海を見ながら走れるランニングマシンもあって、気持ちよく汗を流せました。

正直、ここまで整った環境ってなかなかないと思うので、寮生活としてはかなり満足度高かったですね。

リゾートバイト中の休日の過ごし方

リゾートバイト中の休日は、本当に贅沢な時間の使い方ができていました。特に好きだったのが、夕方のサンセットに合わせて「ルーラーズ」でテイクアウトして、サンセットビーチでタコライスを食べるっていう過ごし方です。

マジックアワーの時間帯って、空がオレンジから紫っぽく変わっていく瞬間がすごくきれいで、何回見ても飽きないんですよね。で、日が完全に沈んだあとも、伊良部大橋が車のライトでふわっと浮かび上がって見えるのがまた雰囲気あって、なんか映画のワンシーンみたいな感じになるんです。

そういう時間はひとりで過ごすこともありましたけど、基本的には仲良くなった友達を誘って、一緒に行ってました。みんなでゆるーく音楽流しながら、例えばモンゴル800とか聴いて、ただ海を眺めてしゃべってるだけでも最高の時間でした。

普通の生活じゃなかなか味わえない、自然と音楽と仲間との時間。そういう休日があったからこそ、仕事も頑張れたんだと思います。

これからリゾートバイトへ行く方にアドバイス

これからリゾートバイトに行こうと思っている方に、少しでも参考になればと思ってアドバイスをお伝えします。

まず、「友達できるかな?」とか「馴染めるかな…」って不安になる人もいると思うんですけど、正直、行っちゃえば自然と友達はできます!同じような目的で来てる人たちが多いので、ちょっと話すきっかけさえあれば、すぐ仲良くなれることが多いです。

ただ、最初にどんな施設を選ぶかはけっこう大事だなと思ってて。特に初めてリゾートバイトをする人は、できれば大きめの施設を選ぶのがオススメです。人が多い分、いろんなタイプの人と出会えるので、その中で気の合う仲間を見つけやすいですし、万が一合わない人がいても距離をとりやすいです。

逆に、最初から小さい施設を選んで、たまたま人間関係がうまくいかないと、「リゾートバイトってこんなもんなのか…」ってマイナスなイメージになってしまう可能性もあるので、そこはちょっと注意した方がいいかなと思います。

でも、本当に一歩踏み出せば、きっと楽しい経験が待っていると思うので、少しでも興味があるならぜひチャレンジしてみてください!

今後の目標

これからの目標については、正直まだ少し迷っているところです。次にまたリゾートバイトに行こうかなって気持ちもあるんですけど、一方で、今は彼女と一緒に住むことを考えて就職活動も進めています。

最近は、もし住むならどのあたりがいいかなって話を彼女としていて、やっぱり自然が好きなので、長野とかその周辺がいいかな~って。山も多いし、空気もきれいだし、落ち着いた暮らしができそうだなと思っていて、自然と話題にのぼることが多いです。

実はありがたいことに、すでに内定をいただいている場所もあるんですが、「この先どうしていきたいか」っていう視点で、将来的にもう一度ちゃんと考え直したいなという気持ちも出てきています。

リゾートバイトを経験して、いろんな働き方や生き方があることを知ったからこそ、今は焦らず、自分たちに合った選択をしていけたらいいなと思っています。

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