リゾートバイトで住民票は移すべき?郵便物はどうするかなどを詳しく解説!
目次
リゾートバイトの多くは「住み込み」なので、リゾートバイト先に住民票を移すべきなのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
こちらのページではリゾートバイトをするときに住民票を移す必要があるのかどうかについて解説していきます。
住民票とは?
そもそも住民票とは、
「その人の居住関係を公証するもの」。
引っ越しをする際には14日以内に住民票を引っ越し先に移す必要があります。
では、リゾートバイトのように一時的に住まいを移す場合はどうしたらよいのでしょうか?
リゾートバイトでは住民票を移動する?
■ 基本的に移す必要はない
単身赴任など住居を移すのがおおよそ1年未満の場合は多くの自治体で住民票を移す必要がないといわれています。リゾートバイトは短期間のものが多く1年以上同じ職場で働くことは稀なため住民票を移す必要はないでしょう。
■ 郵便物の受け取りは?
住民票の場所により左右されること
■ 免許証の更新
免許証更新の書類は住民票に記載されている住所に届きます。優良運転者(ゴールド免許)などある一定の条件を満たした方は他県でも更新手続きができるのですが、普段より期間が短い(誕生日の1ヶ月前から誕生日まで)など不便なこともありますので、更新の時期が迫っている方はリゾートバイトに行く前に更新するのがよいでしょう。
■ 住民税の納付
住民税は住民票に記載がある住所の自治体に行うため、銀行口座振替を設定していない場合は住民票に記載のある住所へ納付書が届きます。住民票を移さないなら、事前に口座振替の手続しておくと安心です。
■ 確定申告
複数のアルバイトを掛け持ちしていて年収が103万円以上の場合や、副業で20万円以上稼いだ場合は確定申告が必要です。基本的には住民票に記載された住所を管轄する税務署への書類提出が必要ですが、郵送やe-Taxを利用すれば住民票を変更する必要はありません。ただしe-Taxを利用する際はカードリーダーやマイナンバーカードが必要になりますし、窓口で直接不明点を聞くことができないなど注意が必要です。
■ クレカの発行や口座開設
クレジットカードの新規発行や銀行口座の新規開設の際には、現住所が記載された本人確認書類(運転免許証や保険証、マイナンバーカードなど)が必要なことがあります。申し込みはできても、住所の証明ができないと受け取れないということがあるので、リゾートバイトに行く前に自宅で受け取りを済ませておくのがおすすめです。
■ 選挙
選挙に必要な書類も住民票に記載された住所に届きます。郵便局で転送届を出していればリゾートバイト先に届きますが、投票場での投票は地元でしかできません。不在者投票などの制度もあるので選挙の時期にリゾートバイトに行く方は調べておきましょう。
■ 公的サービス
自治体の公的なサービスを受けられるのはその土地に住民票を移している方だけです。
◆ 医療/検診費用などの助成
◆ 各補助金申請
上記などの公的サービスは住民票を移していないと受けられません。例えば、草津温泉のある群馬県草津町では住民は無料で多数の共同浴場を使える公的サービスがあります。
住民票を移す場合は
最初に書いた通り、リゾートバイトでは住民票を移す必要はありません。でもどうしても移したい!という方はまずご相談を。住民票に記載される住所はリゾートバイト先の寮になるので、色々なトラブルを防ぐためにもまずは相談するのが好ましいです。
■ 住民票を移す手順
まずは住民票に記載されている役所で
「転出届」を出す
↓
「転出証明書」を受け取る
↓
その後住民票を移す役所で
「転出証明書」「転入届」を提出
↓
受理されれば完了です。