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ワーキングホリデーは、海外で自分の好きなように働いたり、旅行したり、新しい文化を体験できる特別な機会です。
しかし、「何から始めたらいいの?」「準備にはどれくらいの時間が必要?」といった疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、準備期間の目安や、やることリストを解説します。
これを読めば、ワーホリへの第一歩がスムーズに踏み出せます。
ぜひ最後までご覧ください。
ワーホリの準備期間はどれくらい必要?

多くの方が1年~4ヶ月程度の準備期間を用意しています。
ワーホリや留学準備には念入りな準備が必要のため、早めに計画し取り掛かることをおすすめします。
一年あれば余裕をもって準備できるでしょう。
渡航から1年前の準備

◆ 情報収集
ワーキングホリデービザ発給の条件は国によって異なります。
自分のやりたいことや条件にあった国を知るためにまずは情報収集をしましょう。
◆ 資金集め
渡航前はビザ申請代や航空券代、保険などの費用がかかり、渡航後もすぐに仕事が決まる人は多くないのでしっかりとお金を貯めておくと安心です。
渡航後は語学学校に行く人も多いでしょうし、学校に通っている間は勉強に専念したいと思う方もいると思います。
仕事をしなくても現地で3ヶ月程度は過ごせるくらいの貯金は準備しておきましょう。
ワーホリの資金を貯めるのにおススメなのがリゾートバイト◎
なぜワーホリの資金準備にリゾートバイトがおすすめ?
職場をしっかり選べば、寮費&光熱費&食費とすべての生活費が0円で過ごせるから!
無駄遣いも少なく、日々の出費を抑えてしっかり貯金ができます。
リゾートバイトでは語学を磨ける仕事や経験を積めるというメリットもあります。
どれくらい貯金できる?
施設によって時給や稼働状況が異なりますが、月10~20万円貯金できる方も多いですよ。
◆ 語学学習
最近では、海外に行くとお金が稼げるというイメージだけで目標も目的も考えず渡航し「英語力0で仕事が見つからず帰国」という方も増えてきています。
語学学校に通うとしても、英語力が不十分ですと、下のクラスからスタートし日本人が多いクラスでの勉強となることも、、、。
ワーキングホリデーのビザを使うのであれば、働いたり旅行をしたり様々な経験を長く楽しみたいのではいないでしょうか。
出発前に基礎的な勉強をし、簡単なやり取り程度はできるようにしておくと仕事探しや家探しで苦労も少なくなります。
ワクトリでは、DMM英会話が無料で利用できるので、貯金と合わせて英語学習ができます◎ぜひ、ご利用ください!
渡航から半年前の準備

◆ パスポート申請
海外に行くにはパスポートが必要なので、持っていない方は申請しましょう。
既に持っている方は有効期限が過ぎていないか確認しておきましょう。
▼申請に必要な書類▼
・一般旅券発給申請書(10年用:手数料16,000円、5年用:手数料11,000円)
・戸籍謄本申請日前から(6ヵ月以内に発行したもの)
・パスポート用の写真(サイズは4.5×3.5㎝、6ヵ月以内に撮影したもの)
・本人確認書類(マイナンバーや運転免許証など)
◆ ビザ申請
行く国によって必要書類が異なるので、事前に調べて準備する必要があります。
youtubeや申請方法を詳しく記載されたサイトをみながら自分で申請することも可能ですが、不備によって受理されないこともあるので不安であればエージェントに依頼しましょう。
一部の国では、申請時に現地で生活できる資金があるかどうか証明するための残高証明書が必要な場合があります。
残高証明書は、預金口座のある金融機関の窓口にて手続きが行えます。(銀行により発行手数料は異なります。)
◆ 語学学校や滞在先の手配
充実したワーホリにするなら語学力は必須です。
ワーホリビザで語学学校に通える期間は国によって違います。
(オーストラリアは4ヶ月、カナダ・ニュージーランドは約6ヵ月、イギリス・アイルランドは制限なし)
滞在の目標や目的に合わせて期間を決めると良いでしょう。
ワーホリで語学学校に行くメリット
▼異文化に慣れる・理解を深める
語学学校には様々な国から人が集まるので異文化の理解や新しいコミュニティを作るのに最適です。
▼日本人スタッフが在籍
語学学校によっては、日本人スタッフが在籍しサポートをしてくれることもあります。
慣れない異国の地で不安を聞いてくれる人がいるのは、とても助かりますね。
▼滞在先を確保できる
語学学校によっては、寮やホームステイと提携しています。
現地到着後の滞在先を確保しておくと、渡航後の不安も少し減るでしょう。
滞在先に関しては、現地での生活に慣れてから、シェアハウスなどの滞在先を探すことをおススメします。
渡航から3ヶ月前の準備

◆ 保険に加入する
慣れない場所に行くと体調を崩してしまうこともあります。
暮らしの中や仕事でケガをすることもあるかもしれません。
海外での治療費は全額負担になるので、あらゆるリスクに備えておくことが必要です。
予定よりも早く帰国した場合には残った期間の保険料は返金されるので、早めの帰国を決めた場合には、保険会社に連絡しましょう。
オーストラリアにワーホリで行ったワクトリスタッフAさんからこんなコメントを頂きました↓
キッチンスタッフとして働いていた際に、近くのスタッフが落とした瓶の破片が刺さり負傷してしまい、病院で5針縫う治療を行いました。総額15万かかるはずの治療でしたが、保険に加入していたため0円で済みました。本当に保険に加入しておいてよかったと思います。
◆ 航空券を取る
航空券は早めに取ることで費用を抑えることができます。
ビザ申請が通過し発行されてから探し、購入しましょう。
購入する場合は片道航空券がおススメです。
ワーホリは都市移動も自由なので、1年を自分の好きなように過ごせます。
現地で仲良くなった友人と旅行しながら帰国したり、現地が気に入りビザを延長したりなど様々な変化があると思います。
航空券は、現地で様子を見ながら手配するとよいでしょう。
渡航から1ヶ月前の準備

◆ 証明書類を用意する
現地で車を運転したい場合は、国際運転免許証が必要になります。
日本の運転免許証があれば、誰でも発行できます。
▼申請に必要な書類
・運転免許証
・写真(サイズは4.5×3.5㎝、6ヵ月以内に撮影したもの)
・パスポート(原本)
◆ 日本不在期間の公的手続きを行う
海外転出届、国民健康保険、国民年金、水道、電気、郵便などの手続きを行いましょう。
海外転出届は、市区町村の役所に提出します。
海外転出届とは?
・1年以上日本を離れる際に提出するもの
・渡航14日前から手続きが行える
・届を出し場合は、マイナンバーカードの返却が必要
提出し忘れてしまうと、日本にいないのに住民税や国民健康保険を支払う義務が生じてしまいます。
海外転出届を出した場合、渡航している期間は国民年金から脱退となり、年金保険料を納める必要がなくなります。
国民年金を将来受給するには10年間の加入が必要ですが、渡航期間に納めない場合、受給時の年金額は増えません。
もし、将来の不安があれば任意加入し納めておくと良いでしょう。
◆ 歯科検診
海外保険の中には、歯科治療がカバーされていない・限度額が低いことがほとんどなので、出発前に検診や治療を済ませておきましょう。
歯科治療特約付きの保険もありますが、保険料がその分高くなるので、現地で治療をしなくてもいいように準備しておくと良いでしょう。
◆ 荷物の準備
現地の電圧に応じた変圧器・変換プラグ、コンタクトレンズ、常備薬など生活に必要なものを準備しましょう。
洋服や日用品は最初の1週間分程度を用意し、随時現地調達することをおススメします。
海外利用できるクレジットカードも忘れないよう準備しておきましょう。
キャッシュレス化が進んでいることが多く、大金を現金で持っているとリスクが高いです。
ワーホリ体験者からのアドバイス

私は、ワーホリに行くと決めてからリゾートバイトで約4ヶ月働き、約70万程貯金しました。元々、貯金はありましたが初めての海外で不安もあったのでお金で困らないように多ければ多いほどいいと考えしっかり貯めて渡航しました。なので、語学学校が終わった後も焦らずゆっくり仕事探しができました。
事前準備にもお金はかかりますし、渡航後もお金はかかるので一番重要な事前準備はお金をしっかり貯めることだと思います。
【オーストラリア】
渡航後すぐに、仕事やホリデーを楽しみたかったので、語学学校は1ヶ月だけにし、渡航しました。最初の滞在は寮でしたが、学校に通っている期間だけだったので、早めに家探しを開始する必要がありました。
家探しは難航し、すぐに決まらず、しばらくはバックパッカーホテルに泊まっていました。
自分の予想と違うことが起きた時のためにも、貯金はしっかりしておく必要があると痛感しました。
あとは、常備薬を持っていくこと。
病院に行っても市販薬を渡されることもあるので、正直、風邪で病院に行くのはもったいないです。(そもそも、風邪で病院に行く人はほとんどいません)
現地の薬は効きが強かったりするので、風邪薬や頭痛薬など普段使用しているものは少し多めに準備しておくと安心です。
【カナダ】
ワーホリに持っていかずに後悔したもの6選

ワーホリ・留学経験者に実際に聞いた、絶対に持って行った方がいいものをご紹介します!
クレカとキャッシュカード 2枚以上
滞在期間にかかわらず基本的に全員におススメするのが、キャッシュカードとクレカの2枚持ちです。海外では何が起きるのか予測できません。都市によっては貴重品の盗難が頻発している地域もあります。海外はキャッシュレス化になっているため、念のために2枚以上持っていきましょう!
日本語版の文法書
滞在先で文法書を見る時間がないと思っている人は大間違い!第2言語学習者の私たちにとって、文法と単語を常に復習する事が大事です!見慣れている日本語版なら一目で理解できるため、日本語版の文法書を持っていくのがおすすめです。英語習得には欠かせません。
フォーマルな服
意外と忘れがちなものがフォーマルな服装です。語学学校ではプログラムが終わると、フェアウェルパーティーが開かれます。服装は自由ですが、中にはドレスを着ている人もいます。現地でかわいい服を調達するのもありですが、コストがかからずしっかりフィットしているお気に入りの服を持ってくるほうがいいかもしれないです!
薬・生理用品
風邪薬や頭痛薬、常備薬などは多めに持っていくのがおすすめ!女性は自分に合う生理用品をもっていくのがおすすめです。
ランドリーバスケット・洗濯ネット
ホームステイ先では洗濯は週に一回のみというルールがある場合も。洗濯したい衣服を溜めて置ける洗濯かごを持っていくのがおすすめ。300円ショップなどで折り畳みの入れ物や洗濯ネットが手に入ります。折り畳みならスーツケースに簡単収納できますよ。ルームメイトと同時に洗濯しないといけないケースもあるので、こまごました衣類はネットに入れて区別することで楽に回収できます。
スリッパ
家の中で靴を脱ぐかどうかは、国によるというより、意外とホームステイ先によって決まります。屋内で靴を履くことに慣れていない方は、スリッパを持っていくことをお勧めします。ホームステイ先が決まったら、ホストファミリーと連絡を取って事前に確認してみるといいでしょう。
まとめ

ワーキングホリデーは、旅する・遊ぶ・働く・学ぶなど、自分の好きなように海外で生活できる貴重なビザです。
昨今、英語力0で渡航し仕事が見つからずお金が尽きて帰国する人も増えています。
有意義なものにするためにも、事前準備はしっかりすることが大切ですね。
リゾートバイトでは、お金を稼ぐのはもちろん、オンライン英会話が無料で利用できたり仕事の経験を積んだりすることができます。ぜひ、活用してみてください。